医療は日々進歩し変化しているので、看護師として経験を積んで知識やスキルを増やしていく必要があります。看護師はさまざまなキャリアを目指せますし、自分のライフスタイルに合わせて働き方を変えることも可能です。そして、看護師のキャリアップにはいくつかのパターンがあるため、キャリアプランを立てることが重要となってきます。1つ目のキャリアは、管理職として働くことです。まずは、1つの病院で長く勤めて看護主任を目指しましょう。新人教育に積極的に携わったり、研究を続けて論文を発表したりして、最終的に看護部長を目指すのは看護師にとって王道のキャリアップです。一方で、専門看護師や認定看護師、特定行為看護師などより専門性を高める看護師もいます。また、在宅で療養する患者を看護する訪問看護に携わる人も増えています。

看護師は働き口が常にあり転職活動で次が見つかるのかという不安が低いことから、転職に踏み切りやすいのがメリットです。そして、看護師として働きながらプラスαで活動する人も少なくありません。近年では、看護師ブロガーや看護師ライターといったキャリアを選択する人が増えています。キャリアップするなら、責任が増す分自分の裁量で行えることが増えるでしょう。それだけでなく、スキルを身につけて資格を取得すると昇進の機会がつかめたり、転職や副業が有利になったりします。子育てなどで退職しても、別の形で仕事を続けられる可能性が高いです。このように、看護師がキャリアアップすることにはたくさんのメリットがあります。